皮下脂肪が付きすぎて恥骨周辺が膨れてしまい、女性器が埋もれてしまっているという方がけっこういらっしゃいます。他の部分でしたらある程度のダイエットでサイズダウンできますが、ここばかりはなかなかそうもいきません。極端な場合、正常な性生活にも支障をきたす恐れがあります。そんな女性器は美容整形ですっきりさせられます。美容整形独自の技術、脂肪吸引がこの場合に即効性が高く有効です。吸引口はヘアで隠れてしまいますのでほとんど目立つこともありません。
女性器は美容整形の最新技術、メソテラピーによってもすっきりさせられます。いわゆる脂肪融解をうながす薬液を注入して、自然に局部の脂肪のみを分解、排出させてしまうというハイテクかつ体に負担の少ない技術です。美容整形では広く「部分痩せ治療」に用いられているノウハウですのでご存知の方も多いでしょう。もちろんこれらの治療を受けられた後はバランスのとれた食事と健康的な生活によって、スリムな身体を維持する努力が不可欠です。
女性器は美容整形でふっくらさせることも可能です。先の例とは逆に、痩せ過ぎで恥骨周辺の皮下脂肪がほとんど無いという場合、これは明らかに性生活に支障をきたす状態であるばかりか、怪我の原因ともなりかねない状態ですので、局部への脂肪注入などの治療を行います。注入に用いる脂肪細胞はユーザー自身の腹部や二の腕などから持ってきます。当然親和性も高く、安全性の面でも優れた治療です。
分泌系のバランスが崩れて異臭が気になるという場合がありますが、女性器は美容整形で根本的な治療が可能です。美容整形には当初からわきが治療のノウハウがあり、これは女性器などにも応用可能なのです。外陰部臭症というのが正式名称ですが、一般に「すそわきが」などとも呼ばれる症状です。原因は一般のわきが同様アポクリン汗腺からのアンモニア性の汗および雑菌繁殖です。根本治療としては汗腺を吸引除去する方法が最も効果が高く、これに次ぐのがレーザー脱毛やボトックス注入です。いずれも体質によって効果の表れ方に個人差はありますが、すでに確かな治療効果が認められています。
性器の異臭に関しては恥垢がたまることによる場合も多くみられます。クリトリスの包皮が肥大している場合や、小陰唇が肥大している女性器は美容整形によって形状を整えることで、恥垢がたまる原因を取り除き、異臭の元を絶つことが可能です。レーザーメスを使った外科手術ですので痛みも少なく安全に済み、痕もほとんど残りません。なお今までに紹介した外科的手術は、近年では多くのクリニックが「溶ける糸」を用いているようで、抜糸の必要もないというところがほとんどです。